小さな会社

会社を「大きくしない」という選択

起業すると、なんとなく「会社を大きくしなければ」と思っていませんか?
でも本当に会社(事業)を大きくする必要があるのでしょうか。

もくじ

会社は「大きくなろうとする」もの

集客(営業)×生産(供給)×フォロー

このサイクルがうまく回ると、会社はどんどん大きくなろうとします。
ですので、最初はとにかくこの3つのサイクルが回すことに集中します。

「大きい会社」を目指すか、「小さい会社」を維持するか

サイクルがうまく回って、ある程度うまく会社が大きくなってくると、「仕事を受けきれない!」という場面が必ず出てきます。

でもひとり社長の時間や能力には限界があります。

解決する方法は、2つ。
①大きくならないようにコントロールする
②「仕組み化」して、組織を作る
それに気づかず進んでしまうと、回してきたサイクルが崩壊してしまいます。

①の選択は、待ってもらうか、値上げするか。
「行列のできる○○」「なかなか買えない○○」などの希少性が出ます。大きく稼げないけれど、継続性は高まります。

②の選択は、ひとり社長ではなく、組織です。
安定的にたくさんのお客さまに届けることができます。大きく稼げますが、供給体制や組織体制のリスクが上がります。

①②のどちらがよい、と言う話ではありません。
起業すると、なんとなく大きい組織を目指さなければいけない気がするかもしれませんが、ひとり社長のままでもいいのです。

「フレキシブルな生き方」という選択肢

例えば、私はひとり社長のままでいることを選びました。
確かに、多くの人の要望にもっと応えたいという葛藤は、何年もありました。
でも起業したのは「組織で働くことが苦手」「自由でいたい」と思ったから。
だから、自分が責任を持って事業をコントロールしたいし、時間的自由を確保するために、ひとり社長を選んだのです。

ひとり社長で行くか、組織で行くかでは、仕事の作り方が全く違います。
だから、早い段階で自分がどちらに進みたいのか、はっきりと認識しておく必要があります。

あなたはどちらを選びたいですか?

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