小さな会社

ワーママ社長の支えになった、メンターからの3つの言葉

あなたにはメンターはいますか??
メンターとは「人間的に信頼・尊敬でき、公私ともに安心して相談できる人」です。
会社などの組織の中で、メンターとなる先輩を自分から探すこともありますし、会社の制度としてある場合もあります。

私が尊敬している女性から言われて、仕事と家庭を両立させるための支えになった言葉を3つ、紹介します。

もくじ

30歳以上離れた、元女性経営者

私には、メンターがいます。子育てをしながら、中小企業の経営中枢に関わっていた女性です。
母親かそれより上くらいの年代の方ですので、男尊女卑の時代の中でどれだけ苦労されてきたか…。

とにかく仕事がしたい私を、諌めてくれた

今の仕事にもっともっとチカラをいれたい。私ならもっともっと事業を大きくできる。でも、家族を放っておけない…。私が男に生まれてさえいれば…。

「やらなきゃいけないこと」と「やりたいこと」にがんじがらめになって、もどかしくて、苦しかったとき、その人にもらった言葉があります。
もう何年も経ちますが今も大切にしている言葉で、毎年必ず手帳にその言葉を書き込んでいます。

もし今、家庭と仕事の両立で悩んでいるワーママ社長がいたら、参考になれば嬉しいです。

「仕事は道場」。まずは自分の家庭ありき

仕事はたしかに自分を育て上げてくれる。
自分を成長させてくれるし、仕事で求められ、拡大していくのは本当に面白い。

でも、人生の本来の目的は、仕事にはない。絶対になってはダメ。

仕事の楽しさにかまけるのは、家族の迷惑を顧みない、とっても利己的なことよ。

あくまで、あなたの軸足は「家庭」。家庭を基本に、仕事は自分を高めるための道場として使いなさい。

「今、ここにある幸せ」を見出す

「こうあるべきだ」という思い込みを捨てる。
「…かもしれない」という皮算用をやめる。
「理想の自分像」と、今の自分を比べない。

社会に関わる仕事をさせてもらえることの有り難さ。
30代で天職だと思える仕事に出会えた幸せ。
子どもを持てて、子育てのツラさも楽しさも味わえている贅沢。

あなたが今、持っている幸せをきちんと認識しなさい。

「やり足りない・物足りない」というくらいが丁度いい

きっと今、やれることややりたいことが、頭にいっぱい広がっているのね。

でも、自分の頭をめぐっているそのスピードで、事業を本当にコントロールできる?全力投球して達成感を得てしまったら、その先に残るものはある?

やりすぎてしまったときに、あとから元に戻すことはできない。
不十分な状態、余裕のある状態であれば、修正することができる。

不完全燃焼だからこそ、熱い思いがいつまでもくすぶり続ける。
あなたが仕事を続けたいというモチベーションを維持し続けられる。

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