仕事の銀行は、給与振込や保守的な取引先用に信用金庫が1行、それ以外はネット銀行を使っています。
まだメガバンクや地方銀行、信用金庫などの「リアル銀行」しか使っていない方、
これから事業を始めようとしている方、ネット銀行も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
もくじ
ネット銀行法人口座をメインバンクにした理由
なぜ私がネット銀行をメインに使っているのか、その理由についてまとめました。
手数料が安い
とにかく手数料が安いのが魅力!
毎月発生する振り込み作業。同系列の銀行なら振込手数料は安いですが、別の銀行になった途端に、手数料が跳ね上がりますよね。
インターネットバンキングによる振り込みなどが月に定期的に発生する場合、この振込手数料はバカになりません。
メガバンクや地方銀行、信用金庫の他行宛振込みは440円~550円ですが、ネット銀行なら無料~176円です。
ネットバンキングの月額利用料も、メガバンクや地方銀行、信用金庫ですと月額利用料がかかります。
この金額は決して安くなく、年間で約2万円程度かかる銀行が多いです。(私も信用金庫に年間約1.5万円払っています)
でもネット銀行であれば、口座開設・維持手数料は完全無料です。
基本的に24時間いつでも利用できる
私が一番メリットだと思っているのは、24時間利用できることです。
法人口座の場合、メガバンクや地方銀行は接続時間が限られています。(信用金庫は24時間対応しています)
例えば三菱東京UFJ銀行のサービス利用時間は8:00~23:55です。
子育てしながら仕事をしていると、朝型生活になる女性経営者・フリーランスの方も多いと思うのですが、例えば朝の8時までに、その時間にインターネットバンキングが使えず、口座確認ができない・振り込みなどの手続きができない…となると困りますよね。
その点、ネット銀行であれば24時間365日いつでも利用できるので、ストレスなく使うことができます。
引き出し・振り込み制限がない
引き出し限度額が大きいのも、メリットだと思っています。
最近、振り込め詐欺などの対策のため、銀行のATMでの引き出し限度額がどんどん下げられています。
入金口座が信用金庫ですが、振り込みはネット銀行で行っているため、銀行間での資金移動が必要になります。
それぞれのATMがとっても近い場所にあるため、手数料節約のために手作業で資金移動をしているのですが、最近、信用金庫の引き出し限度額が下げられて全然引き出せない…。
銀行印を持って、窓口に言って、番号をもらって並んで、「このお金は、なんのためにお使いですか?」をいう質問に答えれば、限度額関係なく引き出せますが、面倒くさい…。
振り込みすればいいけれど、自社の口座間で移動させるだけなのに、高額な振込手数料を払うのも馬鹿らしい…。
その点、ネット銀行であれば自分で手続すれば、引き出し限度額を変えることができますので、大きな現金を動かすとき、毎日コツコツ引き出さなければいけない…という手間もなくなります。