ワーママも経営者も、共通するのは「とにかく時間がない」こと。
ただでさえたくさんのタスクや決断事項があるのに、自分だけのペースで物事をすすめることができず、期限はいつも差し迫っている…。
「もう無理よ!」と諦めてしまうのは簡単ですが、ぐっと踏ん張って、「どうしたら時間を生み出すことができるのか」を考えてみました。
少しずつでも時間を作り出している私の試行錯誤の軌跡が、お役にたてば幸いです。
もくじ
忙しいワーママ&経営者が時間を生み出す3つのコツ
時間を生み出すコツ1:自分の時間の使い方を知る
まずは現状把握が一番大切です。
自分の認識と客観的な事実は、往々にして乖離しているものです。
いきなり細かく把握すると挫折しやすいので、まずはざっくりと1時間単位で、自分が何をしているのか把握します。
それができたら、もう少し詳しく…15-30分単位で把握するようにすると、理解が深まります。
私は金曜に、翌週のGoogleカレンダーで1時間単位でスケジュールを組み立てて、当日に実際の時間に編集。検証しています。
もっと詳しく
時間を生み出すコツ2:思い切って、やめる
出口治明さんが「すべてはトレードオフ」とよく著書の中でおっしゃっていますが、本当にそのとおりです。
何かを選ぶことは何かを捨てることで、いいとこどりだけはできません。
私も最初は「どちらもやりたい!やめられない!」と悩みました。
でも、自分に時間が必要であれば、今、時間を使っているなにかをやめなければいけません。
ぼーっとしない。スキマ時間を活用する
何に使っているかわからない、ボーッと過ごしている時間って意外と多いです。
なので私は、時間が空いたらこれをやる!というタスクをいくつも作っておきます。
メールを返す、誰かに電話する、Voicyを聴く、本を読む、原稿を書くなど……
これらは忘れないように、チャットシステムの中に作った「やることリスト」に入れて、そして、その時の気分にあった、その時間でできることを、どんどん進めていきます。
SNSを見る時間を極限まで減らす
SNSってついつい時間があると見てしまいませんか?
私はiPhoneを使っていますが、SNSアプリはあえて、隣の画面のフォルダの中…というように、開きづらくしています。
また、アプリ使用時間を1日10分と決めて、時間がすぎたら開けない&通知も出ないようにしています。
ゲーム/テレビはしない・見ない
自分自身、嫌いではないので、ついついあっという間に時間が過ぎてしまいます。ゲームやテレビはしません。
どうしてもスマホゲームがしたい場合、アプリは1つだけ。他のゲームアプリはアンインストールします。
見たいテレビがあれば、事前に録画しておいて、早送り&CM飛ばしで見ます。
時間を生み出すコツ3:効率化をすすめる
何か作業をするとき、常にもっと早くやる方法はないかな?一緒にまとめてやれる方法はないかな?と考えています。
早くやる
- 洗濯物干しで、かがむ時間がもったいないから、折り畳み椅子の上にカゴを乗せる。
- パソコンもスマホも単語登録を駆使。文字自体を入力しない。
一つの作業をもっと早く終わらせる方法を考える、繰り返して行っている作業はスピードアップする方法を考えます。
まとめる
「…しながら」「ついでに…」できないかどうかを考える。
- ジョギングしながら、Audibleで読書やVoicyを聞いて情報収集
- 子どものスイミングに送迎しながら、自分も横で泳いで運動
- 出かけるときに、プライベート・仕事に関わらず、他に一緒に用事を済ませられないか検討
ルールを決める・仕組み化する
人は、悩む時間と探す時間が意外と多いです。効率良く過ごすためには、悩んだり、探したりする要素を極力減らすことが大切です。
ルールを決める。迷う要素を減らします。
日用品の購入銘柄、下着の買い替え頻度、美容院に行く頻度、友人の誘いを受けるときなど…
探さない。使う場所全てに置いておく。
クローゼットにはさみ、15分以上腰をおろす場所にはリップ・ペン、すべての部屋にアレクサ、1時間以上滞在する場所には充電ケーブルなど…
ワーママ&経営者の私の、一日のスケジュール例
- 05:00 起床
- 05:15-06:00【自分時間】紅茶を飲みつつ、ニュース&仕事メールのチェック
- 06:00-07:00【自分時間】ランニング(or 忙しいときは仕事時間)
- 07:00-09:30【家族時間】朝ごはん、子どもの送り出し
- 09:30-18:00【仕事時間】事務所で仕事
- 18:00-21:30【家族時間】晩ごはん、家事もろもろ。子どもと過ごす。翌日の準備
- 21:30-22:00【自分時間】自分が寝る支度&読書
- 22:30 就寝
ワーママ&経営者が時間を生み出す3つのコツ|まとめ
今回は忙しいワーママ&経営者がどうやって時間を生み出すことができるかというお話をしてきました。
個人的に一番大切なのは「やるコト自体をいかに減らすか」だと思います。
自分が何をしたくないのかをしっかり認識して、やりたくないこと・やらなくてもいいことを決める。
そしてそれに沿って効率化を徹底することが、圧倒的に時間が足りないワーママや経営者の可処分時間を増やすことにつながるのかな、と思います。
- 自分が24時間をどのように使っているのかを知る
- 思い込みを捨てて、思い切ってやめる
- ぼーっとしない。スキマ時間を使う
- SNSを見る時間を極限まで減らす
- ゲーム/テレビはしない・見ない
- 効率化をすすめる
- 自分の作業スピードアップに努める
- 同時進行する・複数のことを一緒に行う
- 決断スピードを上げるためにルールを決める・仕組み化する
こういったことを考えて、仕組み化して、続けることで、「可処分時間」を生み出していきましょう。