デジタル・IT活用

パソコン作業の効率をアップする時短のコツ

ワーママ社長は、時間に制限があります。だからこそ、仕事のスピードにはこだわりたいものです。
子育てと仕事の両立には、濃密な仕事時間が必須。
少しでも早く確実に仕事や家事を終わらせたいと思って、大量の本やインターネットの情報を収集し、たくさんの時短術を実践してきました。

私の仕事は、仕事時間の80%がパソコンに向き合う仕事です。
ですので、時短効果を上げるのに一番効果が高いのが、パソコン作業の効率をアップでした。

私がこれまで試行錯誤してきた仕事のスピードを上げるためのコツをお伝えします。

もくじ

1.ツールにこだわる

道具1|ディスプレイは、縦横で2枚つなぐ

一番効果があったと感じたのは、ディスプレイを増やしたときです。

「デュアルディスプレイ」「マルチディスプレイ」「マルチモニタ」という言葉を聞いたことがありますか?
通常使っているディスプレイと別に、もう1枚以上のディスプレイを接続します。

こうすることで、画面の作業領域がぐんっと広がります。

ディスプレイを横に並べるのはよくあると思いますが、私が実践しているのは、横+縦置き。
なぜこうするかというと、縦置きにすると、検索画面や縦長のWord原稿・excelの表の視認性が高まるからです。

オフィス:24インチモニタ横+24インチモニタ縦+19インチモニタ(正方形のもの)の3枚
自宅事務室:27インチモニタ横+24インチモニタ縦

という環境で仕事をしています。

道具2|パソコンは3年に1回買い換える

性能の高いパソコンを買って、5年10年と大切に使う方もいらっしゃいますが、私は2-3年で買い換える派です。

だいぶ開発がこなれてきて、1年毎に性能がアップする…ということはありませんが、3年も経つと性能の違いをかなり感じます。

パソコンは仕事をするためのツールで、作業効率に一番影響があります。
一日に何度も開くソフトの立ち上げに、10秒もかかっていたら、作業時間がもったいないです。
またソフトの反応を待っている間に、入力したかったことなどを忘れてしまったり、他の作業に気を取られてしまうことが起きるかもしれません。

デスクトップとノートパソコンでは、ノートパソコンのほうが性能が低く割高になるので、スペースがあればデスクトップを買うのがおすすめです。
私はDELLで、10万円くらいのデスクトップを、3年に1回のペースで買い替えています。

DELLにしている理由は、①不要なソフトがプリインストールされていない(McAfee程度)②モニター別売り型のものが購入できるからです。
買い慣れている…というのものあるかもしれません。ASUSやACER、HPのものでも悪くないと思います。

道具3|違う場所でも同じツールを使う

道具1のところで少し記載しましたが、私は①オフィス ②自宅事務室の2箇所で仕事をしています。
出先でも仕事ができるように、ノートパソコンも持っています。

仕事の効率を上げるためには「無意識」に同じことができるようになっていることが大切。

ですので、オフィスと自宅事務室のパソコンは、インストールしてあるソフトから、タスクバーに固定しているアイコンの配置まで同じにしています。
キーボードとマウスも同じものを使っています。

Dropboxでデータ同期、Google Chromeでお気に入りを同期、管理ソフトを使ってパスワードも同期…どのパソコンからでも同じ情報にアクセスできますし、同じ状態で使えるようにしています。

ずっとiPhoneやiPadも使っているので、Macを使いたいな…と思うことはありますが、両方の操作を覚え、それぞれ使い分ける不便さを考えると、このまま手を出さないと思います。

2.設定にこだわる

設定1|よく使うフレーズはIME登録

「いつもお世話になります。●●です」
「よろしくお願いいたします。」
「ご確認のほど、よろしくお願いいたします。」
「お忙しいところ、大変恐縮ですが」

ビジネスの場では同じようなフレーズを何度も使います。
チャットが主流になってきたとはいえ、それでもテキストコミュニケーションなので、いつも入力する文字があります。

タイピング速度が上がったとしても、これらを毎回入力するのは面倒です。

私は「IME辞書登録/辞書ツール」を使っています。
パソコンに標準の「Microsoft IME」ではなく「Google日本語入力」を使っていますが、どちらにもある機能です。

「お」と打つ→「いつもお世話になります。●●です。」
「よろ」と打つ→「よろしくお願いいたします。」
「ごか」と打つ→「ご確認のほど、よろしくお願いいたします。」
「おい」と打つ→「お忙しいところ、大変恐縮ですが」

「じたじゅう」→自宅の住所
「じむじゅう」→事務所の住所
「あど」→メールアドレス

というように、よく使うフレーズや入力するのが面倒くさい住所やメルアドを登録しています。

設定2|Google ChromeかFirefoxを使う

ブラウザは何を使っていますか?ブラウザとは、インターネットでサイトを見るときに使うソフトです。
パソコンだとInternet ExplorerやEdge、iPhoneならSafari、AndroidならChromeが標準で入っています。

これをそのまま素直に使っていては、時間がもったいないです。
おすすめはGoogle Chromeです。動作が軽くて安定しています。

そしてChromeを使うことをおすすめする理由が、ブックマークや閲覧履歴、パスワードを同期してくれること。
これはFirefoxでも同じようにできますので、お好きな方でかまいません。

パスワードも保存してくれますので、パソコン・スマホどちらで見ていても、ストレスなくスムーズにログインができます。

3.スキルにこだわる

スキル1|タイピング速度をアップ

しゃべっているのと同じスピードで入力できるまで、タイピング速度をアップさせています。

自分はそこまでパソコン得意じゃないし、そこまでしなくてもいいかな…と思っていませんか?
タイピングが遅いことで、すごく時間を無駄にしていると思います。

タイピングは、メール、資料の作成、原稿作りなど、あらゆるパソコンの仕事で必要です。
思考スピードに近いタイピングスピードがあれば、仕事の速さはぐんっとアップします。

私はよく、このe-typingというサイトで練習していました。
https://www.e-typing.ne.jp/

「タイピング 練習」と検索すると、たくさんのサイトが出てくるので、自分の興味がある言葉を入力できるサイトを探してみてください。

ちなみにパソコンだけでなく、スマホでも同じです。

「フリック入力」が、入力の基本になりますので、私は無料アプリを使って練習をしました。
女子高生並み(笑)のスピードで入力できるようにするのです。

ただ最近は音声認識がかなり良くなってきたので、スマホのときは音声入力中心です。
メールの返信やメモなどは、指を使って入力しなくなりました。

スキル2|マウスを使わない(ショートカットキーを駆使)

ショートカットキーって、仕事が早くなるって聞くけど、なかなか覚えられないんだよね…と言われることが多いです。
今の仕事をしながら、ショートカットキーを覚えようとすると、逆に時間がかかってイライラするんだよね…と。

でも、大変なのは最初だけ。一度覚えてしまえば、ものすごく仕事が早くなります。

  • パソコンの基本操作(タスク切換え、デスクトップ表示、コピー&ペースト、検索、保存など)
  • ブラウザ操作(新しいウィンドウ開く、ブラウザ閉じる、ウェブ検索、拡大・縮小など)
  • よくつかうソフト(excelや、普段自分が使うソフト)

これらについて、10個ずつ覚える(なければ、ソフトによっては自分で設定もできます)ようにすれば、びっくりするくらい作業が早くなります。
ショートカットキーを使うことは、一番試してもらいたい時短術です。

まとめ

いかがでしたか?

たくさんの時短術が紹介されていますが、実際に身につけなければ、知識としてあるだけです。
「あ、これどこかでも見たことあるな」と思うものは、多くの人が実感している時短術ですので、ぜひ積極的に取り入れてみてください。

とはいえ、使いこなせるようになるまでは、面倒くさい・難しい…と感じることも多いと思います。
自分の仕事に一番関わっていそうな1つの技だけを、1週間だけ練習する(→そして効果を実感する)と、意識が変わるかもしれません。

特に取り入れやすく、効果がでやすいのはショートカットキーの練習です。
私はディスプレイに付箋を貼って、何度も見ては実践して身につけていきました。

なにか一つ、取り入れられそうなものがあれば、ぜひチャレンジしてみてください!

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